コミュ障主婦の孤独な会社生活と片思いの記録

コミュ障主婦のメンヘラかまってちゃんな日々の記録

パート先で片思いしていた上司への想いを断ち切りながらメンヘラな心の闇との戦いを繰り広げているコミュ障主婦の日々の出来事をただただ吐き出すだけの、ストレス発散ブログです

私の歌姫

その昔、大好きな人がいた
年はそれほど変わらなかったが社会人生活が私より長かったせいか当時の私には彼がとても大人びて見えた

一目見たときから、こういう人と付き合えたらいいのに、と思っていた
だから、その人から付き合いたいと言われてとても嬉しかった

その人はいつも顔をクシャッとさせて笑った
その笑顔が大好きだった

彼からプロポーズされたときは正直戸惑ったし、まだ結婚は早いと思っていた
でも大好きだったからそれもいいかもしれないと思い始めていた

なのにいつからだろう
その人の笑顔が違う笑顔になった
一緒にいてもどこかぎこちなくなった

距離を置きたいと言われて不安でたまらなくなった

久しぶりに呼び出されてその人に会ったときすごく嫌な予感がした
その人は私の大好きな、顔をクシャッとさせる笑顔を私に向けていたから

その笑顔が大好きだったのに、付き合ってるときにその笑顔を引き出すことができなかった

私との関係を終わらせることを決めたがゆえにその笑顔をまた見ることができたのだ

忘れられなかった
あまりにも大好きになりすぎていて

気がつくとその人の家の近くにいたり、その人に泣きながら電話をかけては思いの丈をぶつけるようになった

今ならストーカーだと言われていただろう

そんなことが半年以上続いたある日、その人は他の人と婚約した、と告げてきた

まだ別れて1年も経過してなかった

私が彼を忘れられないでいる間にその人は着々と他の女性と愛を育んでいたのだ

通勤途中の車の中でふいに思った

今死んでも悔いはないと

私には何も残ってない
何もない 空っぽだ
こんな私なんて死んでしまえばいい……

この頃泣きながら何度も繰り返し当時大好きだった歌姫のアルバムを聴いた
何度も何度も……
そのたびに涙が溢れて止まらなくなった
苦しくて切なくて悲しくて、その歌詞にすごく共感してはまた泣いた

未だにその歌姫の当時の歌を聴くと切なくなる
苦しくなる

けれど最近、また私は彼女の歌を歌う
苦しくて悶々とした日が続くから

あの頃の、光がなかなか見えなかった日々に逆戻りした気がする

結婚さえすれば、と思っていた
永遠を誓い合う人さえ見つけてしまえばもうあんな日々に戻ることなどないと思ってた

なのに、私はまたあの日々に、孤独でたまらなかったあの日々に、舞い戻ってる
そして1人、あの頃のように歌姫の歌を歌いながら、この闇から抜け出せる日をただじっと待っている

苦しい……

いつになったら抜け出せるんだろう?
いや、そもそもなぜこの闇に引き戻されてしまったんだろう?

答えのない問いを今日も問いかけながら私は歌う

あの頃の歌姫は未だに健在だ