コミュ障主婦の孤独な会社生活と片思いの記録

コミュ障主婦のメンヘラかまってちゃんな日々の記録

パート先で片思いしていた上司への想いを断ち切りながらメンヘラな心の闇との戦いを繰り広げているコミュ障主婦の日々の出来事をただただ吐き出すだけの、ストレス発散ブログです

逸木裕 星空の16進数

まず装丁が好みです

(はてなブログさんは位置情報とか消してくれるみたいですが、心配性の私はそれでも色々と不安なので基本的に写真は投稿する気がないので、イメージしにくいと思います 不親切でスミマセン😅)

ライトノベルを連想させるイラスト入りの表紙です

基本的に私はタイトルや装丁、あとはあらすじで読む本を決めます

難しそうでも嫌だし、カタカナだらけなのもパス、ほどよい感触のものが好きです😅

でもこれは意外と本格的なミステリーでした
最後まで真相がわからなかったです
(あ、でも私はもともと鈍いのでわかる人はすぐわかるのかも💦)

最初のプロローグで、不倫相手の子どもを産み落とした香織さんが我が子に対して、自分と言葉が通じ合えないと感じ、イライラして、どうしても愛情を注ぎにくく感じて、必死にその子を、愛してる、愛してる、と自分に言い聞かせるという描写が出てくるのですが、客観的に見て褒められた母親ではないのでしょうが、私にはこの香織さんの気持ちが実は理解出来てしまうのですね😅

我が子とどうしても上手くコミュニケーションがとれない、この子は外国人か、と感じるくらい言葉が通じない、意思の疎通が図れない
全く自分にも懐いてくれないし、喜怒哀楽も読めない
そうなると自分の子のはずなのに全く見知らぬ他人に見えて来る
かわいいとも思えないし、愛情も保ちづらい
そしてそんな風に思ってしまう自分にまた苛立ちや罪悪感を感じてしまう……

……わかっちゃいけないんでしょうけど、わかってしまう自分がいる😅

まぁ、そんなわけでプロローグから心をしっかりと掴まされました😆

話の筋としては、空気の読めない「個性」を持つ藍葉が、幼少期に自分を誘拐した誘拐犯を捜してほしいと私立探偵のみどりに依頼、その真相をたどりながら、みどり自身の内面の問題やら藍葉の成長やら
に触れていくという感じのものになります

話の流れも無理なく進みますし、すごくよくまとまってる作品だと思います

他の作品も読んでみようかなという気にさせてくれた作者さんでした

ただ個人的には、藍葉の、空気を読めず他者とうまく意思疎通ができない性格をやたらと「個性」「個性」と連呼するのが……この作者さんに限らないのですが……なんかこう、「個性」という耳障りのいい言葉で色々なことを誤魔化してるような、曖昧にしてうまく逃れてるような、どこか消化不良な気持ちにさせられるのも正直なところです

フィクションである以上仕方のないことなのですが、こういう他者とうまくやれない「個性」的な人が必ず何かしら光る才能を持っているという設定も、現実世界に存在する「個性」的な人で一体どれだけの人が実際に恵まれた才能を持っているものなのかなとついつい考えてしまいます……😅

ひねくれてるのかな、私って😃