コミュ障主婦の孤独な会社生活と片思いの記録

コミュ障主婦のメンヘラかまってちゃんな日々の記録

パート先で片思いしていた上司への想いを断ち切りながらメンヘラな心の闇との戦いを繰り広げているコミュ障主婦の日々の出来事をただただ吐き出すだけの、ストレス発散ブログです

芦沢央

芦沢央さんの作品をよく読む

そしていつもざわざわしたイヤな余韻を引きずる……

そう、彼女はまさに私の苦手とするイヤミスを書くようなタイプの作家だ

だから本当は読みたくなんかない

なのにいつも熱に浮かされたように読んでしまう
そして読んだあとはいつもざわざわする……

なんのために読んでしまうのかすらわからない
自分でもどうかしてると思う
なのに彼女の作品で読んでないものを見つけるとついフラフラと手に取ってしまい、一心不乱に読んでしまう

最初に読んだのは「許されようとは思いません」という短編だった

色んな方の短編が収録されているアンソロジーの中に掲載されていた

なぜその作品だけそこまで心に残ったのか自分でもよくわからない

ただ、その作品だけ何度も繰り返し読んでじっくりと確かめてしまった

何を確かめたのかすらわからないけれど……

それから彼女の作品を図書館で読み漁った
図書館なので、ない作品も多いのだが、読むたびに読後感のイヤなザワつきを抑えることができず、いつもざわざわした心をなだめるのにずいぶんと時間を要した

「貘の耳たぶ」を読んだときは登場人物の誰にも感情移入ができず、しかも子どもたちが1番の被害者すぎて子どもたちの気持ちを考えると胸が締めつけられる思いがした
あの後味の悪さは忘れられない

こんな風に彼女の作品を読むといつも何かしら心の裡にさざ波が立つ

そしてそれは全然心地のいいものではない

なのに私はいつも彼女の作品を読むのをやめることができない

何なんだろう、一体

彼女の作品のどこに私は惹きつけられてしまうんだろう

読むと必ずざわざわするってわかってるのに

気持ちよく終われないってわかってるのに

まるで恋愛と同じだ

この人を好きになっても意味ないってわかってるのに恋する気持ちを止められない

近づくと傷つけられるとわかってるのにそれでも近づくことをやめられずやっぱり傷つく

それでもまた懲りもせずに近づいてしまう

中にはイヤミスじゃない作品もある
そういうのを読むとホッとする
だからやっぱり私はイヤミスを求めてるわけじゃないのだ

芦沢央という作家の書く何かしらが私を惹きつけて離さないみたいだ

それがたとえイヤミスで私の心の裡を思いきり揺さぶるとしても……

いつまで私を惹きつけたままにしてくれるのだろう
それを愉しみに今日も私は彼女の作品を探す