コミュ障主婦の孤独な会社生活と片思いの記録

コミュ障主婦のメンヘラかまってちゃんな日々の記録

パート先で片思いしていた上司への想いを断ち切りながらメンヘラな心の闇との戦いを繰り広げているコミュ障主婦の日々の出来事をただただ吐き出すだけの、ストレス発散ブログです

柚木麻子 マジカルグランマ

最近この人の作品はいまいち読み進めるのが億劫になることが多かったのですが、久々にグイグイと読み進めることが出来ました😌

内容としては、女優の卵をしてるときに映画監督と結婚して芸能界を1度引退した正子が75才を目前にして再デビューを果たし、CMでブレイクしたかと思いきや自らの失言で大炎上して沈んでいき、そこからまた再起するためにあれやこれや手を尽くしていくお話です
正子が高齢者なのを忘れるくらい前向きでパワフルで自我の強い主人公ですが、ステレオタイプに切り取られた偏見や差別の問題などをさりげなく織り込ませながら、疾走感ある作品に仕上げているのはさすがだなと思います

ただ、1つ苦情はあります😅

苦情というか……

あらすじってあるじゃないですか
それってたいてい物語の序盤、せいぜい中盤くらいまでのものが書いてあるかと思うんですよ

ところがですね、この話のあらすじに書いてあること全部が終わった時点ですでに2/3読み終わってるわけです

つまり全体の2/3はすでに先にネタバレされた状態なわけです😆

ちょっと……じゃないですか⁉️

もちろん、柚木さんの筆力の高さのおかげでネタバレされた状態でも面白く読めましたし、残りの1/3の中でもどんでん返しの展開があって最後の最後まで楽しめたのには違いありませんが、自分的には読んでも読んでもあらすじで紹介されてる展開がいつまで経っても出てこないので、え、このまま話終わっちゃう⁉️と不安に感じたのは確かです😆

最後の最後に、え、という展開になって物語の終盤も十分に楽しめる小説でした

最近の柚木さんの作品は1ページ辺りの文字数がかなり多いのでちょっと読むのが面倒くさい気持ちに一瞬襲われますが😆

おばあちゃんの概念もそうですが、お母さんの概念もステレオタイプ的なものってありますよね
私は「お母さん」というものがいつでも優しくて温かくて何でも包み込んでくれる、全てを許容してくれる存在だというような概念がずっと理解できませんでした😅それは自分の親がそうではなかったからです😅
だからこの作品の隠れた主題なのかなと思うのですが、そういう偏見や差別のことに触れられているところを読んだときに、納得というか共感できた部分もあります
そういう既成概念みたいなものをぶっ壊していこうぜ的な考え方は嫌いじゃないです😆
正子さんにはこれからも頑張っていってほしいと思います😆