コミュ障主婦の孤独な会社生活と片思いの記録

コミュ障主婦のメンヘラかまってちゃんな日々の記録

パート先で片思いしていた上司への想いを断ち切りながらメンヘラな心の闇との戦いを繰り広げているコミュ障主婦の日々の出来事をただただ吐き出すだけの、ストレス発散ブログです

一色さゆり 絵に隠された記憶

初見の作家さんです

臨床心理士の資格取得を目指している大学院生の聡子が熊沢アート診療所でインターンとして働きながら、色々な人たちの過去に触れ、自分の過去にも触れていく、というお話です

私も心理学を専攻していました
なので、こういう心理学系のお話が大好きです
昔、「普通の人々」とか「グッドウィルハンティング」などの心理士が登場するような映画を何回も興味深く見たものです

この熊沢アート診療所は、アート作品を創ったりしながらセラピーしていく診療所になります
実際、大学の授業の中でも箱庭作りを体験してお互いの作品に対する考察をしていくというものをやったことがあり、何となく懐かしい気持ちで読みました

正直、この作品のようにカウンセリングに来る人たちと必ず打ち解けて施設内だけでなく、施設外にも遊びに行くほど親しくなるような展開ってなかなかないとは思うので、そういう意味では少しご都合主義的なものも感じましたが、逆に言うと、イヤな気持ちにならず安心して読み進めることができる作品でもあります

イヤな展開や嫌な人が出てこないので……😅

聡子の過去にしても、薄々、ミスリードがあるかもな、と思いながら読んだのでやっぱりと思う気持ちもありましたが、素直な気持ちで読めば、ビックリするような展開で楽しめるのかなとも思います

少し薄っぺらい表面的なものをなぞってる感も拭えませんが、本格的ミステリ的な趣向のものではもともとないので、そう考えると十分楽しめる作品だと思います

心理療法の知識がない方でも抵抗感なく読みやすい作品でわかりやすくていいと思いました